2017年に読んで面白かった漫画ベスト10

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1位:セトウツミ 作:此元和津也

元々軽妙な会話と、やたら頭の良い空気感漂わせてて好きな漫画だったのですが、
超衝撃的な展開と、そこから完璧過ぎる最終回までの流れを見せた、
この漫画以外に2017年の一番面白かった漫画は選びようがありません。
まず間違いなく1位はこの作品です。
あまりに連載で読んで衝撃的過ぎて、雑誌10回くらい読み返したのなんて、
この作品がはじめてじゃないかなあ…
この漫画を最初から連載で読んでた人間への、最大の驚きと、最高の結末を見せてくれました。
2010年代単位で見ても1位かもしんない。そんくらいの展開でした。
問答無用で2017年ナンバーワンの作品ですね。


2位:六道の悪女たち 作:中村勇志

悪女なら勝手に主人公に惚れてくれるという設定だけ見ればハーレム物なんだけど、
女の子のために体を張って頑張る主人公と、それを助ける仲間達との友情を描く、
予想は裏切っても、期待を裏切ることのない、超が付くほどの王道の少年漫画。
特に素晴らしいのは、たまに心臓が跳ね上がって全身震えるくらい、
カッコいい最高の1ページがぶち込まれる点でしょう。
はじまった数話後にもありましたけど、今年もあった上に、
でっかいシリーズを完璧にまとめた点まで含めて考えると、この順位になっちゃいますよ。


3位:神様のバレー 原作:渡辺ツルヤ 作画:西崎泰正

ここ数年は毎年俺の中で上位に入り続けてる漫画で、当然今年も入る。
ストーリー構成力がずば抜けて高すぎる上に、伏線の張り方、回収の仕方が完璧。
加えてそれを毎週しっかりストーリーで見せて、引きも上手い、週間連載単位でちゃんと漫画になってる。
キャラも魅力的ですし、生徒と指導者の関係も絶妙で負けた側にもちゃんとドラマがある。
原作の面白さに作画も負けてませんし、面白すぎて文句つけようがねえんですよ、この漫画。
しかも今年は薬丸戦という超燃える試合あって盛り上がりも最高でしたしね。
この漫画も上位に入れざるを得ない!


4位:3年B組一八先生 作:錦ソクラ

超絶模写力を駆使した麻雀パロディ漫画。
元々恐ろしいクオリティ持ってたけど、年々その能力は高まるばかり。
原作へのリスペクトはあるし、闘牌や解説といった麻雀部分もなぜか下手な麻雀漫画よりしっかりしているのも高ポイント。
今年はシティーハンター回という大傑作も生まれたし、
気づけば発売日に即読むくらい毎月超楽しみになってますので、上位に選ぶしかない!
色々問題ありすぎて単行本出てませんけど…


5位:蟻の王 原作:塚脇永久(ウヒョ助) 作画:伊藤龍

バイオレンス漫画でありながら超痛快、超爽快なとても気持ちの良い読後感。
たくさいるキャラ達は魅力的であり、ドラマチックで密度の詰まった展開でありながらも、
スムーズに読むことのできる分かりやすいストーリー。
美麗であり濃くマッチョな絵に関わらず、とても見やすい超画力。
原作と作画が奇跡の融合を果たした、スカッとする面白さの少年漫画です。
これも連載開始時から常に上位に入り続けてる傑作漫画なんですが、
今年は目指すべきゴールがちょっと分かりづらかったかなあと思ったので5位に。


6位:ぴりふわつーん 作:青木幸子

スパイスを主題においた変わった料理漫画。
ただし、スパイスに関する知識はガチで、料理もハイレベル。
それを惜しみなく毎回ぶち込んできて、ストーリーにもちゃんと絡む。
前後編で2話構成の話が多いのですが、ストーリーの組み立てが非常に巧みで、
前編で伏線を張って次回が気になるように引き、後編でキッチリまとめる見事な構成力。
なにより、性格が変わってても良い人達が中心の救われるストーリーが素晴らしい。
ふわっとハイレベルなストーリー作りが見れる素晴らしい漫画です。


7位:歩き巫女九尾 作:大杉ゆきひろ

超絶おバカエロバトルセックス漫画。
驚愕の乳首含有率を誇るので、ページをめくるだけでエロまみれ。
しかし、内容はセックスを使った、懐かしき少年漫画を思わす必殺技バトル!
レイプとかあるし、そもそもセックス自体ヘタに描くと嫌悪感抱かせかねないのですが、
この漫画は読み終えたあと笑顔になれる、エロへのバランス感覚があるのが素晴らしい。
こういうおバカで元気になれる漫画大好きです!!


8位:キン肉マン 作:ゆでたまご

毎週月曜日0時を恋い焦がれる俺がいる。それだけで偉大。
ジャンプ黄金時代を思い起こさせるテンポと、毎回の盛り上げに、次回が気になる話の引き。
過去のシリーズのキャラ、ストーリーの見事な拾い方。
大人になった少年たちへの贈り物のような素敵な漫画です。


9位:鮫島、最後の十五日 作:佐藤タカヒロ

バチバチシリーズ最終章も遂に最終日が近づいてきて、本当に終わりが近くなってきた。
それにふさわしい盛り上がりを見せると同時に、
次々と立つ主人公鯉太郎への絶望のフラグの数々。
気づけば毎週この先を見たくないのに見たい…という気持ちにさせられていることを考えたら、
今年凄かった漫画の一つだったな、と気づいてランクインしました。
熱くなる取り組みの内容、カッコいいキャラがいっぱいいる点など、面白い作品なのは間違いないですし。
鯉太郎には、どうか救われて欲しいものです。


10位:なみだ坂診療所 原作:宇治谷順 作画:向後次雄

漫画TIMESの超長期連載がギリギリでランクイン。
読み切りの医療漫画としては元々かなり読みやすくレベルの高い漫画なんですが、
今年は夏原というキャラ絡みで一時期異様に面白くなってて、
マジでその頃はこの漫画の続きが一番気になってたので選びました。
しかし、こんだけ面白いのに単行本出てないんですよねこの漫画…



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