2017年推し漫画ベスト10

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1位:解体屋ゲン 原作:星野茂樹 作画:石井さだよし

漫画TIMESで超長期連載してるのに、まともに単行本出てないことで知られてる名作。
しかし!遂に電子書籍ではありますが単行本が出たのです!!
これを推さずしてなーにを推す!!
というわけで絶対の1位。
実際のとこ、時事問題や労働環境問題など難しいことをサクサク読ましたり、
当時の流行などを取り入れた視野の広さに、
個性豊かなキャラがいっぱいいて飽きないお話作りはお見事。
働くことの魅力を教えてくれる素敵な漫画です。
本当に読みやすいので、買っておいて暇な時にスマホでサクサク見るのにも向いてると思いますよ。


2位:ぴりふわつーん 作:青木幸子

面白かった漫画でも挙げてますが、こっちでもランクイン。
正直ここまで見事なお話作りしてて、面白い漫画なのに注目度が薄すぎる!
特に読後優しい気持ちになれる点は本当に素晴らしくて、
こういう漫画はもっと読んでもらいたいんですよね。
話の密度は実は物凄い詰め込まれてるのに、するする〜っと読める点も恐ろしい。
みんな読んでみてちょ。


3位:鉄鳴きの麒麟児 作:塚脇永久(ウヒョ助)

面白かった漫画でウヒョ助先生が原作をしてる『蟻の王』挙げてますが、
漫画として面白いのは間違いなくあっちなんですけど、好きな漫画はこっちです。
小さい点数で和了りまくりの地味な闘牌、主人公はネット麻雀にハマって妻子と別れたクズ親父。
ですが、地味ながらも練りに練られた闘牌、クズでも己の麻雀の腕だけで妻子のためにもがく親父でもあるのです。
それがいいんですよ。
現実の麻雀は、他の麻雀漫画みたいにでっかい点数のやりとりはそうそう起きないし、
麻雀通じてでっかい事件やらも起きんのです。
現実的な麻雀漫画であるけど、小さな夢の可能性に賭けてそれに挑む主人公は等身大のかっこよさですし、
その前に立ちはだかる者たちや、戦いを通じて繋がっていく個性あふれるキャラ達も魅力的です。
こういう地味だけど、しっかりした漫画大好きです。
麻雀知ってないと辛いと思うので、麻雀知ってる人にオススメしたい漫画です。


4位:歩き巫女九尾 作:大杉ゆきひろ

これも面白かった漫画で挙げてますね。
エロバカで元気になれる、とっても素敵な漫画ですからね。
連載開始時から応援しまくってるので、そら推しにも入れますよ当然。
みんなも読んでニコニコ笑顔になろう!


5位:癒されたい男 作:月島冬二

漫画ゴラクで連載されてた、よく分からないショートギャグ漫画。
変な主人公が、変な性癖フェチで脳内で癒される変な漫画。
別に主人公に共感できるわけでも、あるあるネタでもない変な漫画。
でも、なんか漫画全体に漂う変な空気も、変な主人公も大好きなんですよ。
ギャグとしても爆笑できるわけでないですが、なんかニヨニヨしちゃうんですよね。
何が好きなんだと言われても困るけど、なんか好きなんです!って変な作品。
なんかこの変な感覚がクセになるので応援したいのです。


6位:LOST 失踪者たち 原作:押川雲太朗 作画:江戸川エドガワ

麻雀漫画ですが麻雀知らない人でも読めるように作られてる麻雀漫画。
雀荘を舞台にした、ダーティな職業漫画に近いかもしんない。
ブラックな雀荘の環境と、それを利用してどうにか生きるためもがく主人公のお話。
現実的な博打と、それを取り巻く環境の怖さ、暗さがしっかり描かれてて非常に面白い漫画。
実は連載開始当初から、「こりゃおもしれえ!」と、雑誌にアンケ送るくらい応援してたので、
単行本が出た今、推したい漫画として挙げるしかないのです。
暗いけど不快になる暗さではないので、麻雀知らない人含め色んな人に読んでもらいたいですね。


7位:デリバリー 作:usi

デリバリーヘルスのドライバーさんが主人公のお話。
デリヘルをメインにした風俗職業漫画です。
デリヘルが舞台なんでサービスシーンあるけど、正直そっちはオマケ。
デリヘルという現場で、起きるトラブルを中心にした、読み切り型の職業漫画です。
読み切りでキッチリ問題提起、そして解決まで1話でまとめる技量が異様に高く、
それを成立させてる主人公、桜坂の存在も圧倒的。
読み切りなので気軽に読みやすく、デリヘルという一つの舞台を題材にしてるのに、
ハッピーエンド、ギャグエンド、バッドエンドと飽きること無き話のバリエーションの豊富さにも驚きます。
読み切り形式の職業漫画としては珠玉の出来の作品だと思います。
こんだけ面白い作品なので、もっと知ってもらいたいから推します。


8位:球追う日日 原作:十升八九 作画:かざま鋭二

週刊大衆に連載されてるので、あんま知られてなくても仕方ないけど、
ゴルフ題材にした読み切り形式の人情漫画です。
これがまあ面白いんですよ。
毎号出てくるゲストキャラの個性豊かさと、ちょっと説教臭いけど、臭すぎない絶妙なオチが秀逸。
毎回安心して読める安定感を持ったおっさん向け漫画です。
単行本は今のところ、まだ発売予定無いっぽいですが、出たら即買いしたい一作で、推しておきたい一作です。


9位:こづれ行楽! 作:轍平

水族館や動物園などの観光施設を、幼女と独身男が巡る漫画です。
あぶなそーな題材ですが、実際は非常にハートフルな内容で、ほっこり出来る作品。
水族館や動物園へ対するリスペクトを感じられる点がいいですね。
そういった施設の主役って、暮らしてる生き物であり、
見に来たお客さん側の主役は子供なんですよ。
そこを、しっかり描かれている点が凄い好きです。
最終回も、とても綺麗にまとまってて全3巻と読みやすいと思うので、
まったりした漫画好きの方に是非ともオススメしたい作品です。


10位:ねるじょし 作:酉川宇宙

睡眠をいっぱいとるために頑張る女子高生の漫画。
というわけで睡眠だけがメインテーマ。
それでよくネタが続くなあと思うくらい、頑張って続いております。
主人公の可愛らしさと、周りの変なキャラ達のおかげで、意外とバリエーション豊富なお話なのがグッド。
あと百合成分豊富。おっぱいもあります。
好きです、こういうヘンテコ題材だけど頑張ってる漫画。
というわけで推します。



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